岩屋
ちょっと開けてる間にめっきり寒くなりましたね。ご無沙汰しておまりす。あなたの心に這い寄る──そんな小説をいつか書きたいてんぐです。
まぁこんな時期ですから、察しのいい方の通り、マジでシャレにならんくらい繁忙期真っ只中です。
本来なら月マガの感想とか書きたかったんですが、あれは脳みそフル回転しないと、とてもじゃないけど、就寝前の30分で書けないので、今月中のどこかで書きたいな思ておまりす。堪忍。
ほんまにえげつなかった。ホロリ泣いた。ゆっきー優しすぎ。
はてさて、今日はさくっと書いてさくっとまた開けようかなと思います。
久々で怪文やけどゆるちて。
今日は先に悪いことがあったんですけど、いいこともありました。
ここ数日色んなところに色んなお話を持っていったりとか、仲介役とか、いやもうほんと色んなことをしているんですけど。
今日も、偉い人にとあるお話を持ちかけてて、俗に言うサラリーマン様の「営業」と呼ばれるそれと何ら変わりないですね。はい。
そういうことをしていました。
しかし、その偉い人。言っちゃなんだがひねくれ困ったくん。
てんぐの話なんてまるで聞いちゃいない。初めましてと素性を明かす前から、高圧的かつ否定的。
これは無理ちゃうか、あれは無理ちゃうか。あんた、これはちゃうんとちゃうか。
何回聞いたでしょうか。((((ああ、でぇじょうぶ。愚痴記事とかでは無いです。
流石にこちらも骨が折れて来ると言いますか、やはり人に一方的に否定され続けると疲労は貯まります。
何だこの野郎ー!ぺこぱ様を見習え!と声を張り上げることなくその場を後にしたてんぐ。
もちろん戻った頃には魂は抜けきっていました。
普段、自分はおちゃらけているので、多少のことでダメージを食らっても上手くへいへいそうですかと、かわせるんですが……。
今日はそうはいかなかった。
いつまで経っても、何分経っても何時間経っても上手くいかない。
ずっとイライラするし、ショックだし、腹減ったし、ヒール痛いし、微妙に大きいベルトを無理にしめつけた腹は痛い。
もう今日は無理なんだと、閉店するかと、心の中で今日の頑張りゲージがポキッと折れた瞬間。
見知らぬ人に話しかけられました。
いつも見てるよ、と。
ふと、どういうことかと思えば、ああ、自分の携わった仕事を見てくれた人なんだと分かりました。
以前ついったで話しましたが、色々やってるので映像も作っていたりします。そのため、ごくごくたまに「見たよ」と言ってくれる方がいて。
自分は今こんなに、言葉のセンスのないダサい人と我慢して話してるって言うのにどうして上手いこといかないんだろう。とか、凄くしんどい思いをして小説を書いたのに、曲を仕上げたのに、演技をしたのに、誰も聞いてもくれない、見てもくれないって、よくある話で。
やって良かったのかなとか、自分今まで何してたんだろ全部ゴミみたいな時間やん。かったり〜〜ってその時、多分自分で自分を客観的に見てあげられてないから、やって良かったのかなんて分からないんですね。
俺、馬鹿だからよ。分かんねぇや。
こんなことして何になったんだろうなって、価値とか意義とかとにかく理由を求めてしまう。
すごい贅沢なことを望んでるのはわかっているんですが。辞められない。だってそうじゃないと成り立たないから。どこかでそういう理由が掘り出されないと、いつかやる意味なかったわ、残念。悲しい。やめちゃお。ってパってある日どうでも良くなっちゃう。
その理由が、誰かの記憶に残れたら、気持ちを動かせたら、それほどいいことは無い。そうやって表現者はいつの時代も生きて来たんじゃないですかね。知らんけど。半分私の言葉、半分誰かの言葉なんですが。
だから、もう本当に嬉しかった。わっ、また慈悲が降ってきた。なんて思いました。
何を隠そう昔似たような話があったんです。
中学ぐらいの時に、ヴァイオリン背負ってバスで教室に向かってる最中。
ケースの紐が緩くて、人様の頭にコツンと当たってしまいました。
当たった瞬間、その人は大激怒して
痛っいのぉ!!気ぃつけろぉ!!と一喝。
チビとんぼはすぐさま謝りました。すません!!!
それから、数分乗っている間は居心地が悪くて、そんなに痛かったのかなとか、そこまで怒らなくても……とか考えて涙目になったのをよく覚えてます。
ほんとにそのおじさんが怖かったから。相手の身になって考えてみて、どれだけ痛いか想像するも、自身が怒られたことに悲しくなって、うるっと来ていました。
バスに降りるとき、もう1回謝ろうと思って、すみませんでしたとおじさんに一礼。
おじさんは、……おう、気ぃつけろよ。とぶっきらぼうに返答。
そこからの練習はまるで身がはいりませんでした。チビとんぼは、心がとにかく弱いので、急に人に怒鳴られたらショックで何も手につきません。
帰りのバスを乗るのもなんだか億劫だったので、家まで歩いて一時間はかかるけど歩きで帰ることにしました。
今までその場所を訪れることが無くて、バスの中でしか見たことがなかったので、その地に足を付けたのは初めてでした。
歩いたことのない場所は本当に楽しくて、傷心ながらも歩く度にマシになる気がしました。そらでも決定的には、やっぱりまだ辛かったけど。
しばらく歩いてると、後ろから
「それヴァイオリンケース?」と声をかけられて、振り向いてると、見知らぬおばぁ様が。
そうですよ、と会話してるいると、おばぁ様は昔と違って紺色のケースに惹かれて話かけたそう。昔は黒色で硬いのしかなかったでしょ?と、耳をすませばで出てくるようなケースを言い出すおばぁ様。
今はそんな色があるんやね〜頑張ってな〜と言い残してどこかへ言ってしまわれました。
ただ、人に話しかけられた、それだけの事ですが本当に嬉しかったのを覚えています。
おじさんに怒鳴られたけど、でもこうやって無条件に味方が現れてくれたみたいな。
この時は完全に自分に非があったんですが、こうやって、頑張ってな〜と言われるだけで、やはり誰かに慰めて貰うでもないけど、ああちゃんと見てくれてる人いるんだなって思えてほっこりします。
今日の話に戻すと、話しかけてくれた人はなんと私の名前まで覚えていてくれました。そんな細かいところまで見ているのかと驚きつつも、やっぱり嬉しい。その人と全く初対面です。
思えば、こういう誰かがしんどいかもって時にその人にタイミングよく話しかけられていないから、これからしていこっと。貰ってばかりじゃあれですから。
私はどの面においても技量が足りなくて、いつも言葉足らずで、時間をかけてもどうにもならないことがしょっちゅうあるけど。今日みたいなふとした時に一声かけて元気になってもらえるような、そんな良い奴になれるようにがんばろ。
☃︎☃︎☃︎☃︎☃︎☃︎☃︎
これを書き上げるのにめちゃくちゃ時間かかってしまった。三週くらい?部分的にしか時間が取れないとは言え、酷スンギル
ちなみにいつの間にか偉い人が味方になってた。いつの間にか褒められてた。わーい。
鯨のネタは相変わらず思いつかない。気がついたら一日が終わってる。つい2日前から10月終わったとか言ってたのに、今じゃ11月終わりそう。何それ死ぬんかな。このあと僕らには年末年始が待ってるじゃないか………………(())
もういっその事真剣にお題を貰いたいくらい。しかしそれでいいのかてんぐ。初同人誌は、自分が納得のいく、自分のネタで、読みたいものを書くべきじゃないのかてんぐ………………( ̄□ ̄ ;)( ̄□:;.:... ( ̄:;....::;.:. :::;..
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