香 タケ黄 裏話

こんにちは。久々にまとまった文字が書けてご満悦なてんぐです。
2000文字にも満たしてませんが、それでもご満悦です。
改めまして、「香」を読んでくださったから遊びに来てやったぞーという方、ようこそ。今回はお読みいただきありがとうございます。

いつも以上に本文が短いので、こちらもいつも以上にそこまで内容のない後書きになっています。((後書きの後書き ほぼ私のタケ黄像をかいただけになりました。))


まずはこいつが生まれた経緯についてですが、これはしょーもなさすぎるので、このめちゃくちゃ短い短編が爆発的な人気がならない限りは触れません。すみません。

ただ、衝動的に書きたいところを今回は書きました。ついったでも独り騒ぎましたが、

「何をおっしゃいますのやら。女を知る前に我が君を知ったのですよ、私は……。誰のせいだと」

ここ。自分では名言に入る神がかりてきなものを書けて本当に嬉しいです。
てんぐ的には超絶素晴らしいセリフがかけたとおもいます。
これはつまり、黄云にとって、タケちゃんは貴方様ただ1人だけ……と言っているように聞こえますね〜素晴らしいですねーはーい。当時の私に感謝。

今回の黄云はほんの少し荒っぽいと言うか、ぶっきらぼうな感じで書いてみました。あーはいはい、私の事好きなんでしょう。知ってますよ。それで?とか言い出しそうな勢いの黄云さん。
一応は丁寧なんだけど、ほんとに主だと敬ってる?って見てて心配になる距離感。
女泣かせだとかなんだとか言う前に、いやアンタが居るから知る余地も無かったよ。みたいな。
結構ドライに書いちゃいました。これはてんぐの好みですが、BLって世界は、よくどちらかが、女の子チックに書かれてることが多いと思います。
勿論それはそれで素敵だし、たぎるものもある。けれど、てんぐなりには、勇ましい面も見たいというか。ああやはり、男同士の恋だ……というとこが見たいのです。(cpにもよりけり)
これは多分、ここ2年くらい女の子特有のネチネチしたものを目の当たりにしてる故思うことかもしれません。


なんだかんだ言っても反対にタケちゃんが女々しくなったんですがね。
とにかく嫉妬物を文字にしたかったので、アレで端々に仕掛けた(つもりな)んです。
多分勢いで書いたのもあって、いつも以上に読みにくかったと思うんですが、そういう読みにくさが、またタケちゃんの女中達に嫉妬してるごちゃごちゃした心情とリンクして追体験できればなと思いまして。

自分でやって見てわかったけど、昔読んだ西ピー先生の本ってこういう狙いがあったのかな……、いやもっと高等なあれだろう、、。

ここで、、、
毎度てんぐの字は読みにくいのでいつもの趣向を変えて、国語の授業的なことをやっちまおうと思います。


─久しく見ない〜焦りを

この部分は、まぁ不覚にもキュンと来て焦ってるだけです。えっ、いつもと服装違うじゃん、なにそれずるいなっていうタイプの焦り。


─こいつは嘘をついている〜誘ったのだと確信した。
うまく言葉に形容出来ませんが、タケちゃんの勘的に嘘だと見抜いたらしいっす。もしかしたら、主と神器は一心同体的なあれかもしれません。タケちゃんともなると、全部ではないけど、黄云の嘘が見抜けるようになるというか。ま、小さい頃から嘘見抜いてたくらいですし(あれは黄云も今と違って隠すのに慣れてなかった可能性も)
何かしら、タケちゃんのための買い物だと思っていただければ。
女中達にそれとなくアドバイスを聞こうとしてるけど、出来る女たちなので、それに気がついていそう。


この先の面倒〜披露される
の所なんですが、めちゃくちゃ矛盾してるんですよね。最後に醜い浅ましさが、なんて分かってるのだから。
タケちゃんって神様だから、大地壊すし、割るし、ぶった斬るし、反逆者は絶対叩き潰すマンだけどそれ以前にしっかりと賢いから、自身のことよく分かってると思うんです。
でも分かってる(自覚)と、それを自認というか、受け入れられるほどの柱じゃない。(めちゃ失礼かなすまん)
そういう意味ではすごく不器用だから、こうやって矛盾させました。

まぁーつまりはさ、人の弱さって結局、基本そういうもんじゃん。何語ってんだろうって感じでもあるけど、結局は自覚しておながらそれを直せるかの違いで経験値の差ってでるし、、、そういう事なんだなぁ。てんを。

本誌では、少しずつ先代の自分と、古老衆と、今の神器との折り合いがつけて、受け入れられるように、自分は自分だと好きに暴れられるようになってきたみたいですしね。(スーパー持論ですまん)

まだ黄云に対してはそうではないと、思って欲しい。

こんなことを書いたら怒られそうですが、本誌でもタケちゃんは黄云に依存してるのでは?と思ってしまいます。
自分に限りなく近い姿になれてしまう黄云。ありのまままの姿になることを拒まれたタケちゃんからすれば、その姿に焦がれてしまうのは当然のことで。当然自分もそうなることを夢に見て自分と重ねて、「もっとだ!もっと降らせ!!!」なんてハイになってしまう。
いやもうこれは依存では……。

あってはならないと書きましたが、結局ばちこり嫉妬して匂いつけてるあたり、完全に100%依存ですね。ほい。



─畏まりました

最初は「はいはい」だったんたけど、なんか全然経緯ないし、さすがに距離感バグりすぎてるから、畏まらさせました。畏み〜って祝詞とかでも使われますし。これでいいや感。困った時は祝詞から。


─そっと胸を撫で下ろした

自分の浅ましさに隠し通せたことに安心してる感じです。これで、自分の都合の悪いところを黄云に突っ込まれたら絶対たじろぐので、ああやっと行った〜と一安心してる。余程のことがない限りバレませんけど、やっぱり神の威厳として自分が嫉妬してることをタケちゃんは知られたくないようです。



タイトルはいつも通り適当です。最初はゴロのいい、終盤の
鈍感なこいつはいつも俺の癇に障る
にしようかと思ったけどあまりにも、ラノベ感強すぎたというか
俺の○○が○○な件 臭が激しかったのでシンプルに、香にしようって。。。香っていっても最後ちょっと出るだけで、匂い関連の話じゃないんですよね爆笑。
いつか匂いの話書きたいですね〜〜。



とまぁこんな具合でつらつらとほぼ妄想と理想を詰め込んだ後書きでした。
次回作は未定です。
ともかく私は原稿を書き切らねければ……。いきなり、今回みたいにプラ〜と書いちゃうかもですが。


ぐあーー、本誌の感想全然書いてないし、ヘタリアの感想も書きたいし、普通の記事もかきたい、、、くそーーー、、、、、…………(ง˘ω˘)ว

常套句

知ることは死ぬこと

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