本誌感想 最終回
人生で一番泣きながら打ってます。きっと誤字も酷いでしょうが、お許しください。
終わってしまいましたね……………………。
まずは、この物語を描き切ったあだちとか先生に最大の敬意と感謝を。
そしてこの作品の連載を担当してくださった歴代担当及び編集部、講談社様に拍手を。
連載当初に見つけ出し、すぐにアニメ化を決めたタムラコータロー監督とボンズ様の並々ならぬアニメ化力に感謝を。
そして今のあだちとか先生を形成した「アライブ」と天国の河島正先生に最大の敬愛を。
もうこの言葉につきるんですよ。
「こんなにいい最終回があってなるものか」
これだけです。
ページをめくるたびに感動して泣いて、天を仰いだ。
読み進めるのがすごく大変で、凄く辛くて、それでも本当に面白くて、何度も泣きながら何度も、、何度も笑いながら、安堵しながら、時間をかけてじっくりと読ませていただきました。
コンビニで本誌を買う時に、すっごい寂しくて悲しい気持ちになりました。
4年前、私が書い始めたころとは200円くらいは値上がりして700円になった本誌をレジに持っていて払う時にああ高くなったな〜物価高だなと時の流れを実感して、これを払い終えたら二度とノラガミが掲載されたマガジンは買うことがないんだって思うと辛くなって、払いたくなかったしなんなら読みたくも無くなってきたんだけどそこは我慢してさっと700円だしました。
辛さのあまりレジから離れる時に荷物おきのテーブルを引き摺ってしまったくらいには動揺してました。レシートも大事に取っておくし、対応してくれた外国人スタッフさんのお顔も一生忘れないと思う(なんかごめん巻き込んで)
センターカラーだったので、てっきり、センターカラーの次から漫画が始まると勘違いしたので、ドキドキしながらセンターカラーをさがして、いざでてくるともう心臓がバクバクでめちゃくちゃ時間をかけながら捲りました。
まず最初に雪音の足が見えて、ああ無事だったのね、と安心してお顔もみて嬉しくなって、ゆっくりもう少しだけ開くと、ひよりの姿があって…………。
ひよりがお医者さんになってるじゃないですか…………
もうそれだけで私はホントに嬉しくてですね。大号泣。
ああ、無事だったんだ。ああ、ああ、高校を卒業できてお医者さんになれて、、、良かったと思ってまた少し開くと夜トの姿が子供じゃない!!!!!!!!それにもすごく感動して、まだ隣にだれかいるな、と思ったら緋がすっごく笑顔で「死に装束」じゃないことに感動と涙が止まりませんでした。
やっと螭から解放されて、普通の女の子になれたんだとおもうと、、、こんなに素敵な御着物を着ているんだと思うと嬉しくて。ずっとずっと螭として、父様と夜トと過ごして人も妖も区別なく殺めてきた螭が心から笑顔なことに喜びが止まりませんでした。
こんなに嬉しそうな姿みたことがないと思って。
それだけで嬉しくて。もうね、センターカラーだけで語れるんですよ。本当に。ずっと語っていられる。
それで右のページみたら完結!って書いてるんであっこれ最終ページだわ!って気がついて、一ページから読みました。
もうワンカットずつ語りたい。もう本当にどこから言えばいいのか分からないんだけれど。。。
ひよりがピアスをつけるようになって、あんなにあどけない少女だったのがすっかり大人の女性になってて、なおかつ唇にもリップが塗って合って、、、、、、
ああ歳をとったんだ、というところに感動しました。(ごめんこんな感じで感動ポイント滅茶苦茶でてくるけど大丈夫そう?)
それで、藤崎先輩とつながりがあるのもびっくりしたんですが、片割れをずっと探しているようなところに若干の苦さみたいなのも覚えて、、父様本当に人の人生を踏みにじって勝手に体借りて来たんだなって再認識するとどうしても怒りがでてきましたが、こうして藤崎先輩自身は恨んでるとかじゃなくて、ススキを見ると会いたいって思いに駆られるというのが、全ての答えな気がして、怒りが収まりました(すみません厄介オタクなもので)
それであの伝書鳩がでてきたところで、ああ夜トがずっと見守ってるんだということでまた泣きましたね。どことなくそれまでの話の流れできっとひよりは夜トを忘れた可能性が高いなとは思っていたんですが、まさか本当に忘れているとは思いたくもなくて。
けど伝書鳩が出てきてなにも反応がなかったことで、きっと忘れているんだなと確信がもてて辛かったです。
お花見のシーンはもうあの、、、なんていうか、、、なんていったらいいんでしょう。
泣きました。いやさっきかあらずっとそれやないかい。
まず具体的に皆がずっとあの桜の元でお花見をしていることとか、エビちゃんが声変りして小学5年生くらいになってることに感動して、チェリオのメロン味が好きなんだねってフフッてなって
それであの、タケと黄云よ。
まずあのセリフより先に絵が飛び出てくるじゃないですか。それで、えっ遂に同じ服着ちゃうようになったの!?って死ぬほど感動して嬉しくなって、そのあとに
シナツヒコさんに、「俺も二代目だ」と胸を張って言えるようになったところで彼の成長が著しく見えて駄目でした。オタクはな、こういうのが弱いんよ。
あの、、本当にありがとう。うん。非の打ち所がない最終回。
あれだけ虐げられてきた自分も古老衆も全部も受け入れてみんなの前で「俺も二代目だ」を言えるようになったタケに対して涙が禁じ得ません。
そして黄云も申し訳なさそうにするんだけど、そのあと二人で笑いあう姿があるじゃないですか。。。。
もうあの、胸がいっぱいで。
二人があんなふうに笑いあうこともあるんですね、というより最近になって笑えるようになったのかもしれないけど、とにかく尊くて。それも泣きました。お互い千年以上我慢して、あの時の大祓を経てこんなに信頼しあうじゃないけれど笑顔を見せるのはもう、タケが黄云を道司として認めた証拠以外の何物でもないと勝手に解釈しています。
それと大黒?にお子様いらっしゃいましたっけ!?と言われて「違う」とばつが悪そうな顔するのもとにかく良すぎて最高だったよ。
その次に夜トも出てきて、ヴィーナと小競り合いをしてバカやってるとこも安心して。
暦音が良すぎるからって手放さないのも夜トらしくて、微笑ましいものでしたね。ヴィーナ知った時どんなだっただろう。きっと危ないことをした兆麻にものすごく怒ったけど許してるんだろうな、という気持ち、、けど夜トには感謝してる分どうしてもやりきれないところもあるんだろうな、なんて思っています。
てけてけのところはめちゃくちゃ爆笑しましたね!そんな方法で復活ってありなの!?まさかのてけてけで浸透させる感じなの!?っていうので、久々にノラガミでコメディシーンは入ったなって思うともう、、、あれだけ緊迫状態にあった戦いが終わって、こうやって平和になれたのが読んでいてすごく嬉しかったです。
場面が変わって雪音くんのシーン、、、名付け親が死んだから、転化の姿から戻れられないのね、と妙に納得したシーンでしたね。けれど、元の名前を知ってしまったから夜トはもう障ることなく、一人で抱え込む雪音にできるだけ寄り添ってしまうのも泣けましたね。
元より暗い場所は嫌いだったけど、真実を知った時はもっと酷くなって睡眠障害がでるのも中々なもんです。けれど、本当にずっとおもっていたんだけど雪音がものすごくお兄さんになってきてそういう表情もしたので、いつかは悪夢を見ない日がやってくるんだろうな、と思うことにしました。
360頁の「そんなに心配なら また一緒にいる?本当は縁切りたくなかったんだろ」の表情がもう無理だった・・・・。こんなに大人びた顔してこんなこと言うようになって、、、泣くほかないでしょうが!あいつら全部もってる!のギザギザハートであんなに堕ちた雪音が!!!!!!腹くくって!!!夜トの道を示しているのがめちゃくちゃに感動しまくりじゃないですか!?本当にええ神器もったなオイ
それで緋が多分だけれど、ひよりのお婆さんの家で綺麗なおべべをきて、ひよりの手帳をすごく大事そうに嬉しそうに見返しているのも号泣でした。
冒頭で無くなったとあったけれど、きっとこれは縁を完全に断ち切るために最初は持ち出したんだろうけど、試しに読んでいくうちに自分のことが書いてあって宝物になっていったんだろうな、と思うと泣いたよ。
今も読んでるってことはもしかすると毎日読んで毎日涙を浮かべて喜んでいるかもしれないんだよね。それほどこの「愛されていた」という言葉が緋にとって大事で尊いものなのでしょうね。
夜トの「もう誰もこっに来て欲しくない」にも涙でした・・・
こんなに穏やかな顔で言えるのも夜トなりに成長したことだと思うんです。天神さんに言われて、嫌だ、縁を切りたくないってなっていたのに。あれだけのことがあって諦めがついて、こっちに来てほしくないと言えるようになったのは正真正銘福の神になれたんでしょうね。
一巻あたりのジャージの神だったら、やり方(善悪)は違えど自分のサイドに入ってきた神や人は喜んで受け入れていましたから・・・
そんでもってあの妖を退治するとこ。心から笑ったよ。ずっといい話続きだったのが、やっとあのコミカル調子になってきて10巻までのコミカルな時期を思い出させられましたね。(何気にスマホが今のになってた。…てことは私たちずっと過去の回想を読んでいて、最終話が同じ時間軸ってこと…?)
それでクライマックスはずっと泣きっぱなしでした。
雨の降った夜桜がトリガーになると、最初桜ちゃんの記憶とかなんとかこない!?って身構えたんですが、口が覚えていてつい「やと」と言ってしまうのがもうマジでマジでマジで・・・・・・・・
あそこの畳みかけは最高の締め方でしたね。
ずっと水面下で見守っててかなりの覚悟の上で息をひそめてたから、最初は知らんぷりをしたのかなと解釈してしまうと、良かったねぇとしか言えなくなってしまって、深夜に号泣しながら天を仰ぐ「良がっだねぇええ!」おばさんが爆誕しました。
手帳にまた会えた!と書いちゃうのもホントにひよりらしくて泣いてしまう。
それでまで几帳面に書いていたのに、また会えた!でこんなに走り書きをしているだけなのに、すごく嬉しそうなのがたまらない。
はああ、本当にいい漫画だった。本当にいい作品だった。
もう関わる全ての人に感謝しかない。
本当の本当に素晴らしい漫画で、人生の中でこんな素晴らしい作品をリアルタイムで終えたこと、推せたことは誇りです。
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