読者
こないだついったで、バズってる漫画が回ってきて。
読んでみると、どこか見覚えがあった。でも、その漫画は見たことの無いはすで、あれー?と思ったら、2年くらい前に読んだ小説と全くストーリーが一緒だったので、そこで漫画化したことが判明した。
表紙のイラストが綺麗でジャケ買いしたものだったので、その本がどれだけ売れたのかは分からないが、作者がどれほど著名か分からないが、漫画化したということはそれなりに売れたんだろう。
しかし、いざリプ欄を開いてみれば、どれも漫画の感想を述べるものであって、小説を知っている者はざっと見たところいなかった。
それを見た瞬間に、当たり前だけど「ああ字ってこういうことだったな」と再確認した。
勿論、世に溢れている小説は誰しもが読んだことがある訳では無い。この小説もたまたま私が知っていただけだ。
それでも、こういう事だよなと思い知らされた。
文字と言うだけで、人に読まれないのは何か悲しいことですね。活字離れとはまた違った話だと思うんてすが。
絵は人目見たたけで、誰が何をしているのか分かりますから、本当にいいなぁと思うんです。
字を書いていて、この一連の動作を伝えるのが面倒なので私のイメージがまんま読む人に写らないかなと思う訳でして。でもそう上手くいかないのが、世の常。ハリポタの日刊予言者新聞みたいに、あんな風に動いてればいいのに。
文字と言うだけで、人からは離れられ、絵の方が評価される……。別に嫉妬でもなんでも無いんですけど、互いにメリットデメリットがあると言ってもやはり圧倒的不利に思えるのはどうしても文字なんですね。
文字数にもよるけど、読み切るには時間がかかる。対して絵はほんの一瞬でほぼ全てが分かる。
受け取る人間が、対して見る気がなくても、見てしまえば見たことになりますから。ただ、読む気がなくて少し読んだものは、読んだことにはなりませんから。
自分がどれだけ書いても結局は相手ありきなもので。求められなければ、全てを読んで貰わないとそこで終わりです。いえいえ、何もてんぐは沢山の方に読んで頂きたい訳ではございません。ただ、こうして書籍化されている物でも自分と同じなんだなーと思ったのです。
そう思うと、本当に私の文字を毎回読んでいただいてる方には頭が上がりませんね。こんな不親切な文字、読むのに疲れるのにね。長ければ長いほど疲れるのにね。
最近驚いたことですが、自分の作品の中で一番人に評価されないものがあったんですね(現在もそれは変わらず)。しかもそれ、過去一長いもので、支部さんの表示だと1時間あたりはかかるんですけど、人によってはもっとかかると思うんです。内容も暗くて、意味不明で。
でも今まで書いた中で一番自分の体験や感覚を出したものだったので、評価はされなくていいですが、必要な人に必要とされれば……なんて思っていました。
しかし、現実上手くは行きませんね。投稿して三ヶ月あたりしても誰にも「届かなかった」んです。(いつもは1ヶ月以内に必ず一件は届いてるようです ありがとうございます。)
これを受けて悲しい気持ちにはなりませんでしたが、ああやっぱりどう足掻いてもウケないものはあるのだろうなとは思いました。だけど当の本人はノリノリで、時には過去の自分を引っ張りだしながら、涙しながら書いたものなので、いつの日かどうしても届いて欲しかったのです。
そうして待ってるうちに届いてくれました。その方が、どういった気持ちで反応して下さったのかは分かりませんけど。そもそも、反応しなくても、中にはいいなぁと思ってくださった方もおられるかもしれませんが。
この反応だけでなくて、1つずつの反応にありがとうございますと言いたいですね。結局何が言いたいかというとね、先に述べたように文字ってのは届くのに時間がかかるんです。それも絵とは違って、読む人によって個人差がありますから、体力もいるわけですよ。
だからいつも本当に読んで頂いてありがとうございます。
どんな気持ちでてんぐの文字を受け取って下さっているのか、面白いと思っているか、クソつまんねーと思っているか、あのジャンルだけ書いて欲しい!と思っているか、分かりませんけど。
お好きなように受け取っていつかてんぐの文字で受けた感覚を、どこかで役立てて欲しいですね。
……いやぁ、そんな大層なこと私の文字には不可能か……。はい黙ってお仕事戻ります。だからお前は一生天狗。
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
本当、ちゃんと好きな物には反応してあげてね。
いや、てんぐはいいけどさ。
創作を生業にしている方は特に反応してあげてください。
その作品は、いつでも見れるとは読めるとは限りません。これでもう分かると思うけど、、、私が定期購読して毎月楽しみにしてる月マガより、キミオアライブの恵口公生先生が亡くなったそうです。
本誌で追っているだけだったけど、ニュースを見た瞬間期動揺してしまって、そこで初めてああこの人の作品結構楽しみにしていたんだって気が付きました。
気が付くのにはあまりも遅すぎました。どうして人間って失った時にその大事さを認識するのでしょう。そういう風に出来ているんでしょうか。でしたらあまりにも愚かです。
亡くなる前に、読んでます面白いです。とだけ、その一言でも言えればどれだけ良かったかな。でも後悔しても遅いしなぁ。
記事を読んだ瞬間に、ああ、きみおと同じだって思った。だからあんなにリアルな描写だったのか、なんて。病で伏せっているけど、希望は失わないで絶対にここから出てやる。ここから出て、こういうことをするんだ!っていう意思が、どうもリアルすぎて。
だからあそこまで実感がこもった作品が出来ていたのかなと納得しました。これからもう読めないのが彼達が動かないのが寂しいな。穴が割とデカいな。組長と動画をどう撮るのか読みたかったなぁ……
皆ちゃんと好きな作品には好きって言うんだぞ。
【やりたいことが多すぎる高校生がどう生きるかの話】1 pic.twitter.com/k6KgOdy5Kw
— 【公式】恵口公生「キミオアライブ」 (@eguchi_tantou) April 16, 2020
0コメント