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にゃんぱすー

今あれなんな、のんのんのびより三期やってるのんうち毎日幸せなんな

今まで生きていて良かったと実感するのが、朝パン齧りながらのんのんびより見てる時。

全人類のんのんびよりみればええのにな、心身ともに健康になる。

今日はな、オタクの痛い話でも書こうかなと思う。今一番私が心を打たれてしまっているアニメの話でもしようじゃないか……。

(ほんと鼻くそみたいな記事書いてしまったんで、テンションが低い時に見た方がいいです。


きっかけは些細なものだった。仕事がひと段落終えたので、なにかアニメが見たいと思い始めた。多分、炎炎ノ消防隊を見終わった熱があったから、かもしれない。あの作品は、アクションシーンが痛快となっていて、実に飽きさせない内容になっている。だけど、放送が一度終わってしまえば原作に手を出すほどの熱量を注いでないと、私の中で完結してしまう。

そんなわけで、スカッとしてくれるような、アクションアニメを探していると、今丁度ファイナルシーズンだとかで、最終章を迎えているらしいアニメのタイトルがでかでかと書かれていた。

「進撃の巨人」


何年前なのかは忘れたけど、主題歌は紅白歌合戦にまで出場し、社会的現象を巻き起こした作品。今でいう鬼滅の刃といった位置づけで、アニメ一期放送時は、私もドハマりしていて、原作もそろえている程だった。

およそ、八年前。ガキんちょだった私はえらく進撃の巨人に心酔していた。アクションシーンのかっこよさと作中のふとした時のギャグシーンが素晴らしい。頭の中はお花畑でまだこの世には魔法とか妖精とかが存在するはずだと思っていた、とんでもなく痛い「多感な時期」の自分にとって、それは非の打ち所がない作品すぎた。

授業の休み時間には、同級生たちと進撃の巨人ごっことしてうなじを狩る遊びをしていた。「多感な時期」にハマってしまった作品なので、個人的痛いエピソードを取り上げればきりがない。

し、まだ自分の中で昇華できていない話もあるので、それは書けるようになったら書くとする。


そんなに痛い武勇伝(笑)を生み出すほどハマっていた私だが、なんせ多感な時期だ、世の中のいろんなものに興味がつきない。アニメ二期の途中で自然と熱は冷めて、追うことをやめてしまった。


あの時からすでに5、6年は経過した。なんとなくアクションがまたみたいと思った私は見てしまった。

今見ている感覚としては、

ドハマり、というと違うが目が離せない。

特に、三期の視聴が終わったころから。

ガキの頃に見た感情と全く違うものを抱いてみている。


アクションはかっこいい、それは相変わらずだ。しかし、苦しいという感情やキャラクター達の成長に感動や、虚しさ、嬉しさを感じるようになってしまったらしい。

つまり要約すると「まじでつれぇなんだこの作品」



ここから普通に、ネタバレしていくんだけど、胃が痛くなるくらいしんどい。




えっ、、、リアルすぎない?えっ、、、。人生の半分オタクをしてきたというか、物心つく前からアニメを馬鹿みたいに見てきた自分にとって、こんな鬱アニメ、世界観がえげつないのはマジであの見たことないっす。

私も最近ちょっとずつ見ているだけだから今まで見た全てを把握できてないけど、とんでもねぇってことはわかる。

つまりは人類は争いをして、壁の中だけが人類だけだと思っていたけど実はそうではない、、、と。それはうん、なんとなくそんな気はしていた。マギ的なノリで。あの大陸のノリで。でも、これに至った経緯が辛すぎる。

「迫害」、、、、えっげっつな、、、、。突然だけど、これを読んでいる人たちは迫害をうけたことはあるか。なんのモラルもデリカシーのかけらもないことを書いちまうが、今一度この作品に触れたことで人に問いたい。

私は、「迫害」というとたいそうな聞こえだが、ほぼ類義語の「差別」なら受けたことはある。別に胸を張って言うことでもないが、語学留学をして、日本という孤島から離れた時にあった。異文化交流をして、相手の国では宗教上女性なら許されないような、短髪をしていたので、それが相手にとって思うことがあったんだろう。(ここでは具体的にどういった言葉などをかけられたのかはおいておく。

「差別」を受けるという気持ちは分かったつもりになっ(てしまっ)た。

その差別に言葉などの壁があると、余計にそれは自分の中で大きくなる。だってお互いに上手く話しあえないのだから。


とまぁ私のしょーもない話はいいんだけど、そういう訳でそういった痛みを少しでも経験した自分が進撃を見るのは、ただ「えげつない」しかでない。


あんなに社会現象を巻き起こしたアニメの真相はこうなってたのかという納得はある。あるけども、リアルすぎる。悲しすぎない?こんな悲しい超大作だとは思わなかった。それぞれ見ているのがあまりにも違いすぎる。壁内の彼らの中だけでも。

壁の向こう側っていうエピソードで、最後にやっとアルミンの夢だった海を見られるんだけど、エレンだけは様子が違って、、、。この時点で心苦しい何物でもない。

特に今朝ファイナルシーズンの一話まで見たんですが、所々泣いてしまった。

こんなに小さい子供が、戦争に参加してる。この事実だけでああ、無理ィ、、、ってなった。今をときめく人気声優さんが素晴らしく声をふきこんでるんやけど、、、えっそんなことせんといて、、、え、遊んで?武器捨てよ?って思うほかなかった。

世界の領土争いとか、人種間での迫害、、、そんなことを描いていたのか。と思った。巨人のせいで、俺たち人類は!と思っていた壁の中の人々がそもそも巨人は自分たちの同胞で、エレンの母親を食べたのは父親の前の妻で、、、人類最強と呼ばれた兵長が「じゃあ俺は今まで人殺しをしていたのか」的な台詞をいってたのも全部辛い。しぬ。


100年間幸せに壁が破られることなく生きていたけど、マーレ国が資源不足(だったかな)で壁の中に攻め入ってくるのはまさに、今までの現実の歴史そのものやんって、、、思うわけですよはい。


歴史って繰り返すものなんだけど、こういうのを歴史の教科書にすればいいのにな、、。このアニメ本当にいいと思う。

なぜなら最初は無知で、完全に壁の中だけの主観で入っていくから。真相がわかった時にああ、誰が悪いとかじゃないのではと思えるから。上手いこといってるもんなほんま。

事の発端100年前って、そんなん生きてる奴誰がおんねんって話な。

もう覚えてへんからええやん、思うけど、我々はお前らの先祖のせいで!!!って言い始めるシーンあったなぁ、そういうこと。


もつれに、もつれてどうにもできねぇじゃん。どうにもなれねぇじゃん、、、みたいなこの泥沼。敵は世界っていう地獄を見た感じ。自分が想定したいよりも上を越えてきて、やべぇという言葉以外でない。

面白いなとは思うんだけど、見ててめちゃ辛い。最高に辛い。胃が痛い。戦争?せんでええやん、、って思うんやけど暴力以外で解決せんってことなんよな、お互いに聞く耳をもたないから。持っていたとしても、他の奴らがすぐに争うから。弱肉強食すぎ。

ビッグスケールすぎん??キャラクターたちと一緒にとても絶望している。


平日の朝から泣きながら、はぁ、、「人類ってほんまなに、、」とかほざいちゃう。痛すぎやろ。現実と比較したときに比較というか、もう同じことをただ二次元にしただけだとてんぐは思ってるので、つまりはしんどい。

あとな、私の一番の推しは「アニレオンハート」っていうめちゃ可愛い名前の女の子(実は敵)なんですけど、今日七年ぶりくらいにその動く推し、喋る推しを見れたのに、まさかのそのシーンが仲間たちに殺しの手伝いをさせられるところで、それもしんどい。

きっとあの子、どっちのことも考えちゃってる。同情しとる、、ウッ、、、。



ここから一丁前にヘタクラの爪痕を残すんやけど、私達の推しはこんなのを何百回とみてきたんだよな。こういうガチな作品に入り込まないと、考えることもなかったんやけども

いやしんどすぎでは???

めちゃ妄想やけど、ある国は同じ軍隊に入れられて戦わせられてきたと思うし、ある国は知恵として偉い人のそばにいさせられたと思うんすよ、、人と同じく畑を耕したし、人と同じく剣を握ったと思うし、人と同じく知恵を絞ってきた。国の化身とはそういう存在なんじゃなないのかと、自分は勝手に解釈している。皆経験してきたものは順番が違うけど、きっとそうだろうと、、、。


なん、、やろうな。ほんま。人間である限り、エレンの行動源力の「憎しみ」や「怒り」は必ず消えないってことで、、それだけじゃない名前のつけ難いような本人も、周りの人も誰一人分かりゃしない感情を自分たちは持ちすぎてる。(いい意味でも悪い意味でも)それがある限り止まらんのやろうな、こういう歴史は。


あー平和に生きてくれぇ、、とにかく今一番個人的に見ていて辛いのはアルミンの背負うものと、あの新キャラの子供たち。鎧の継承者なんて言って必死に戦場にいるのが見ていて無理だ……。そんなこと君たちだけじゃない、大人たちもみんなしなくていい、、、。

いじめなんてして何が楽しんや、そんなんやったらうまい飯食ってた方が楽しいやろって、、近所のじーさんも言ってた、、


今物凄く真相を知ってショックの衝撃で書いているので、とても読みにくかったと思う。けど、なんかこの作品で得た感情がもろに文字に生かされそうで怖い。暗くしないって決めてるんで、、ハピエンで終わらせます、、、。

また多分進撃の記事書きます、、、のんのんも、、、

心臓なんかささげなくていい、そんな世界になること夢に

──全壁内平和主義党 テング・タケタケ



常套句

知ることは死ぬこと

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