聖地巡礼〜恵比寿編〜

にゃんぱすー!季節の変わりめで偏頭痛にうなされてるてんぐです。
暑いんだか寒いんだか、台風が来るんだかよく分からない日々ですが、皆さん息してますかね。
てんぐはこぽぽぽみたいな唸り声出しながら、暗い部屋の中布団に横たわりつつ記事を更新してるとこです。
めっちゃダークな過ごし方ですが、大丈夫ですよ。ほんとに偏頭痛やばいけど、だいぶマシになったので書いてるつーことです。


さてさて、今年の夏は今までの鬱憤を晴らすかのように、県外に行きまくったてんぐです!今しかねぇ!オイラが遊べるのはいましかねぇ!ってことで、
近場の京都とちょっと遠目な出雲を(もちろん自主隔離期間を設けながらですけど)行ってきました(*‘ω‘ *)
旅行なんて4年ぶりくらいでしたね。楽しかったー!


京都はですね、機会があったので行きたいです!ってゴリ押ししてお仕事してきました。日中ほとんどお仕事してたけど、合間に少しだけ観光しました。
京都御所が前々から行ってみたくて、8月のあちーい日にそれもスーツで行ったんですが、十分に回る時間がなかったり、それじゃあ!と別の日にもチャレンジしたらそもそも定休日だったり、、
暑さでやられたてんぐは調べるとか計画するということを考えずに過ごしてしまいました…ワハハ…だいぶ徒労に終わっちまったが、近くのカフェが美味しかったからそれでいいのだ。

昔のお住いに入れないってことはまだまだ鍛錬が足りんのだな…と思って今度こそ再チャレンジを誓うのでした…。


それでですね、時は経ち、9月某日…島根県。遂に降り立ちました。島根県 出雲。

出雲と言えば何がありますか?はい、はいはいはい。
ノラガミ好きの方もそうじゃない方もよくお分かりで。
そうです。出雲大社に、黄泉の国、美保神社があるんすよ!!!!すよ!!!!!!!!!(セルフエコー)

まさに古事記では何かと登場する神の国です。
出雲と言えば、スサノオがヤマタノオロチを倒したり、オオクニヌシが楽しそうに暮らしていたところ、タケちゃんがオラァー!国よこせー!と攻めてきたり何だかんだで伝承の多い県ですね。

ノラガミで登場したのは恵比寿さまの総本社がある美保神社と、黄泉の国の入口 黄泉比良坂になりますね。
いつかは、いつかは行きたい、あの美保神社に…!と思っていててそれは今年じゃないのか?と思い切って行くことにしました。京都の反省も活かして、しっかり調べて色んなところに行ってきました。
今日は写真付きでレポートしていきます!

\here we go/

まずは朝7時に起き、出発すること5時間程度

何故美保神社がノラガミに描かれたのか、アニメでも美しく書かれたその場所は実際どういったところなのか…その謎を解明すべく我々は八雲立つ島根県へと車を走らせた…

美保神社

天気にも恵まれなんとか到着。漁業が盛んなところなので、海の匂いがしました。空気が綺麗で、車から出た瞬間テンションあがりっぱなし。

遂に鳥居が見えてくると、もう大興奮でしたね。見たことあるとこだー!!ってやつ。
作品が好きすぎて、そのシーンとかずっと見てると行ったことある感覚になったりその場所を知った気になるんですが、
やっぱり行ってみると、初めてくる場所な訳で。
鳥居から振り返って海がすぐそこなのも凄く綺麗でした。
大きな参道。
めっちゃ立派な御本殿やんけ〜と圧倒されつつも、参拝。
御本殿の屋根のところに蜂の巣が出来てて、ちょっとリスキーな参拝でした笑
階段で息絶えそうな蜂にもビビるし、元気にブンブンしてる蜂にもビビるし、珍しく賑やかな?参拝になりましたね。
だいぶ立派な蜂なので前に刺されたことある方は参拝の時期を考えた方がいいかもです…

以下似たような写真が並びますが、本人は至って真剣に漫画とアニメと見比べていきます。

八巻登場のワンカット

忠実には撮れてないけど、、ノラガミで初めて美保神社が描かれた場所です。
左手が宝物館になってます。この日は入れなかったけど、楽器が好きなエビちゃんにあやかって沢山楽器が奉納されてるそうです。
音楽大好きな身としては覗いてみたかったです( ;꒳​; )

 先代エビが遊ばれてたところ


海なのでこちらもそっくり撮ることは出来ませんでしたが、大満足でした。「舞台めぐり」というアプリから、エビちゃんも入れてパシャリ。

「お隠れになることです」のカット

実際は結構タイヤが置いてあるのか!と発見です。
海がめちゃ綺麗で穏やかな所なんじゃ〜〜

「本当にそれがおまえの意思か!?」のところ

アニメでもめっちゃ印象的なシーンでしたね。書くために久々に見返してみると瀕死のエビちゃんが震えて泣いててすげー泣けました。
タムラ監督さんのノラガミへのこだわりは本当に最高です。一つ一つ表情が丁寧です。
青色の建物は民宿をされてるみたいでした。これをバックに夜トがエビちゃんに問いかけるんですよね…。
海と相まって綺麗に光ってます。

以下写真バンバンあげてきます。
畳通り、超綺麗でした!!
海が見える温泉?や干物屋さん、お食事処、ちょっとした展示など、長い道じゃないけど歩いてて超絶エモい気分になれる場所です。

道中は箏で千鳥の曲が流れてました。優雅に歩けます。
何この写真…って思うでしょ、これiPhoneだと綺麗に撮れないんだけど、この先に海が見れてホントに綺麗なの…是非行かれた際にはここからの海を覗いて見てください。とにかく綺麗です。
とっっっにかく穏やかなところでしたね。海も空も空気も何もかも綺麗で、エビちゃんは綺麗なところに生まれた(?でいいのかな)んだなーと思いましたね。
ご社殿の歴史も相当古くて、見ていて長いことこの建物が立っているんだなーと。漁業の町ですから、昔はもっと人が住んでいたし、地域の人が沢山参拝にこられてここまで立派なのが建てられたんだろうな、、と安直な考えをしておりました。

ぐるりと境内を回るとイタチ?かたぬき?がもそもそと動いていて可愛かったです。動画に少しだけ映ったんですが、ブレすぎてよく分かりません笑

こうして写真を見返しているとまた行きたいですね。今すぐにでも。とにかく気持ちがいい所でした。

あとですね、巌弥がエビちゃんを待っていた祠も行きたかったのですが、時間が惜しく今回は断念しました。今考えれば滅多に行けないから、行けばよかったな…と後悔してます。マジで。

さて朝からだいぶ走らせたので、お腹も空いてきます。昼食を取ろうと地元の人に聞くと、この先の展望台(車で10分もしないかな)がブュッフェしてて美味しいよ!てことなので行ってみることに。

きっ…気持ちイイ〜!!!!!見晴らしが最高でした。ちょうどいい所に船が通ってるのもなんだか嬉しいですね。
この赤い建物がレストランだそう。おっしゃ!入るか!と意気込んだら
なんと、、この日は貸切でした( ; ; )仕方ない…仕方ないさ…また今度絶対来るからな…
ちなみに夜景も凄く綺麗なそうなので、今度は美保神社で大きなお祭りのある日に泊まりで来てみたいです。
オシャレな灯台。世界の歴史的灯台100選に選ばれたそう。写真が上手く撮れてませんが、実際はもっと可愛い!!って感じです。
この空気が澄んでて可愛い感じの写真とか場所ってどこかヘタリアみ感じますよね。ちょっと懐かしい感じ。

さてさてご飯を食べ損ねたので、一旦神社の辺りに戻って近くの定食屋さんで出雲そばを頂きました。初めて食べる出雲そば。
面白いことに伊勢の伊勢うどんはぬるんぬるんのコシのない感じだけども、出雲のお蕎麦はコシがキレキレで少し固めなんですね。
なんか対極的〜と面白がって食べてました。

食べ終えると、気前のいい女将さんが持っていきな!と干物を持たせてくれました。
サンクスフォーエバー女将さん。この地域だと、皆干物を作るのが常識だそうです。


ほんじゃま〜次は黄泉の国行くぞ!!!と気合い入れて車に乗り込みます。


美保神社から大体1時間くらい。遂にたどり着きました。
デン!

8巻登場 黄泉比良坂の入口 エビちゃんを添えて

イヤー!!今思えば行かんとって???エビちゃん頑張るのはいいことだけど、結局言の葉は取られちゃうし行かないで…って思いますね。

黄泉比良坂 

この岩がそうみたいです。なんかっ、、、、意外と普通の岩!!(祟られたらどうしよう( ◜௰◝
私が思ってた黄泉と違ってた。(いい意味で)アニメと漫画だとこの岩と岩の間が暗くて、中二病心くすぐるカッコイイ結界があるんですよね。
ちょっとした洞窟みたいになってるのかな?と思ってたら本当に「岩」でした。
事前に調べてもそうだったのに、なぜそう思ったのか…漫画の読みすぎですね。

一応霊場というか危ないとこというか、なんか出たら怖いな〜と若干警戒してたんですよ。神話に出るくらいなんで。
そんな心配一切なかったですね。学説でも本当に黄泉比良坂!っていう訳でもないしね。※諸説あるゾ!
黄泉比良坂に行くなんて生きて帰れるかな?とかちら〜と思ってましたけど、普通にこの世にあったし多分本当の黄泉比良坂は、本誌で墓守が住んでるような歌とかで出てくる、ある種秘境なんだわ…とてんぐの冴えた仮説が立てられたのでした。

道中も凄く住宅街なんですよ。家が建ってる中、少しだけ坂を登ったら出てくる感じです。

ちなみに左手にあるポスト
これは天国(黄泉の国)へのポストみたいです。黄泉比良坂の横にポストがあるって、今だな〜と変に感心しました。
天国っていう感覚も今ですね。少なくとも島根にある黄泉比良坂は決して怖いとこじゃなくて穏やかな場所なんだなとなんとなく思いました。
これ調べてみたら、年間で結構な数投函されるみたいです。
故人に寄せる想いはイザナギさんと一緒なんですね(´ω`)

鳥居みたいなところが漫画で見る限り、重々しい雰囲気だったので入っちゃいけないかな?って思ったけど案外普通に入れるのが面白かったです。


アニメや漫画だとこの間に結界がありましたね。

梅雨さんとお話した桃の木

長引いた神儀に心配した神器達が、梅雨さんにお願いして桃の木が見たよ!っていうところ。あの木です。
桃の木は見た!ってやつでしょうか。
古事記にも登場するけどこの細さからして、最近植えたのかな?樹齢100年もないのでは?なんて考えてみたり。まっやらし!

以下写真
原作では夜トが、ここの守り神も神儀に行ってるし…なんてセリフがあるんですよね。はてどなたなのでしょう?
古事記読めばわかるのかな。少なくともこの周りの掲示板とかでは書かれてなかったです。で、この右側が少し歩けるようになってて、ちょっとした険しくない山の中になるんですが、道祖神の像があったのでその神様のことかな。

あと陸巴と雪音くんがバチコリ戦うシーンがありましたが、多分その道祖神がいる森の中かもです。ここだ!っていう確信は無かったんですが、雰囲気が似てましたね。もしかすると、、そうかもしれません。



いや〜聖地巡礼…ほんとに楽しいですね。3年か4年くらい前に東京の湯島天満宮にも行ったんですが、やっぱりその場所に行くって大事ですね。
リアルと原作を見比べれば見比べるほど、すごくこだわってロケハンして描かれたんだろうな、なんて思うんですね。

普通に見てたら、この角度からここを見上げることは無いけど、漫画だとそうなってる!っていう発見が楽しいです。
そんでもって、聖地の周りにはどういう雰囲気なのか、何があるのかっていうのもすごく楽しいですね。

今度は練馬区の方に行きたいな!小福さんのお店とか、ひよりの通学路とか、行きたいところは山々です。



さて…久しぶりにハイカロリーな記事になりましたね。ここで一旦恵比寿編は終了です。が、まだまだ写真があって書き足りないので、、、次回!出雲編!書きます!
てんぐの夏休みはまだ終わっちゃいねえ!


続く

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