コタツ
やっほーてんぐですー。
最近マジで寒いですね。1週間ほど前にコタツを出して以降芋虫になってます。
今年の年末年始はあんまり冷え込まないと嬉しいんですが。如何せん不安です。
今日は日常のことなどを書こうと思います。
夏、あの聖地巡礼からあけて……私は何をしていたかというと、まあ仕事に変わりないんですけど……。
てんぐ、なんと人生で初の短編映画を作っていました。
はい。信じられないっすね、ほんと。
決して趣味とか創作活動とかじゃなくて、ガチなやつです。大人がちゃんとやるやつ。
ちゃんと色んなところロケハンして、友達のアーティストにエンディング歌ってもらったりと、半分ガチなやつ、半分身内で見るやつ、、みたいな感じでやっておりました。
まあ事の発端はいつもの上司の一言なんですけどね。
「てんぐちゃん、映画作ってみない?」という極めて雑なノリでした。。
もちろん最初は全く乗り気もへったくれも無く、毎度毎度私は何故こんなに一大プロジェクトをやらされるんだ……??という感じだったんですが、、やっていくうちにちょっと事情が変わってきまして。
とある研究もかねての作品だったので、たんに脚本やら撮影をするだけじゃなくて、その題材の研究も1から見直さないといけなく、、私は映像担当だったので、研究していませんが、その研究をしてみると結構凄い新事実が見つかってしまったんですよね(フラグ)
当然手を抜かざるを得なくなりますわな。
結果、いつものように朝日を拝んでの完成ですわ。
徹夜明けの太陽ほんと眩しいよな。信じられねえ。
なんかもうやってて最中に、自分なんでこんなことしてるんだろう??とか色々訳わかんなくなってました。
今回は営利目的で作った訳じゃなくて、あくまで、とある方の研究を魅せることが主たる目的であって、、なんというか曖昧な言葉ですが、
研究発表を映画にしちゃった、といったら分かりやすいですかね。はい、まあそういう事ですな。
という事なんで、身内での映画ではあるんですが、普通のb級?c級映画を作ったことには変わりないのでほんと上司も私もイカれてるな〜😅って思いながらの毎日を過ごしてましたね。
いや〜〜〜映画ってさ、ハードル高いじゃん、ほんと!作れんのかな……って感じだったんだけど、、、なんか作れたわ。
……スーッ……ハァー
うん。作れちゃった。脚本とかも死ぬほど悩みに悩んで、どうすんだこれ!!ウォーッてなりつつも出来たらもうあん時の苦労全部馬鹿らしくなった。
やってる最中は苦しいのにできた途端何に悩んでたか忘れる都合のいい頭。
誰にでも作れるもんなんだなあ、、と改めて昨今のメディア化しつつ?というかもうした後かもしれないメディア社会に生きてるなって実感しました。(全然上手いこと言えてない)
まあプロからするとこんなもん子供が遊んでるようなものなのかもしれませんけどねぇ。
一応は見よう見まねでやってみました。
歴史的発見をしてしまいましたので、これからどうなるか、、ですね。既にとある所でビッグな賞状を頂いてしまったりしたので、なんなら、行くとこまで突き抜けて欲しいですね。
自分的にもいいものは作れたと思っていて、これをこの記事読んでる人とかに見せたいんだけど、如何せん身バレがな!!!怖いから
な!!出来ないのじゃよ!!うん!!!ごめん!見せたい!本当は全人類に見てもらいたい!歴史的発見を!その重要性を!知ってもらいたいのじゃよ!!!!!(メガホン片手)
やけども、はい、、大人しくだんまり決めこみます。
そんでまあ、あれですよ。てんぐが作品作ったって言うことですからまたまた、受け手の反応言いますか、そういうもんばっかり気にしはってますね。
まあ他人の頭なんて覗けませんから、いくら考えたって無駄ではあるんですけどね。
終わったあとは当然今までのように空っぽになって、ポケーとしてました。それこそ、こないだも試写会があったんですけど気疲れが半端じゃなくて、その日1日終わったら虫の息の魚みたいになってました。
こういう自慢みたいな話をするのは、苦手なんですが、終わったあとの拍手の力強さにはビックリしました。
それはてんぐへの労いなのか、研究者が人気者なのか、演者が可愛かったのか、作品が良かったという賞賛の拍手なのか。
バイオリンを趣味にして嫌な特技を身につけたんですが、、、生易しい雰囲気の頑張ったねぇ笑みたいな拍手と本当に上手い人の拍手って全く違うんですよね
音の色が見える訳じゃないですが、音の気持ち?というか表情みたいなのは凄くあって。そんなん知っとるわ!なに当たり前のこと言ったんだよ!って事かもしれないですが。
その拍手が向けられてる演者は、その場にいる誰よりもその拍手の表情が感度100くらいになって分かっちゃうんですよね。
なので、今までうけた拍手っていうのは、ほんと嘲笑じゃないんだけど、あーはいはいガンバリマシタネーとか早く終わらないかなー興味無いなーがほとんどだったので、今回うけた拍手は全く受けたことないタイプで驚きました。
あれを受けるからきっと役者たちはどんなに嫌なことがあってもチャラになっちゃうんだろうな、とか思いましたね。それくらい心臓に響いてきたものでした。
ま、そんな偉そうな考えをしてても帰りの電車では魂が抜けそうになってて、何度隣にいた役者達に押し戻されたことか……。
今週もまた別の場所で上映するので、今から心臓バクバクです。
やっぱり、心に残ってるかどうかはどうしても求めてしまうんですね。
いつも書くけど万人受けする作品とそうでない作品があって、今回は二次創作でもなく仕事だから、ある程度万人受けするように作らないといけない。
今までのやり方ではダメだったし、これをみてふとした瞬間にそういえばあの映画ではこんな場面があって……と思い出して貰えないと作った意味が無くなってしまうので、本当に苦労しました。私は監督という立場からそれはもう怒涛の制作期間だった訳ですけど。
やっぱこういう所が仕事の大変さだよなあ、実感しましたね。万人にウケないと意味がないっていう辛さ。誰かに刺さればなんて悠長なこと言ってられなくて、、万人にウケるからこそ価値があるという、なんすかね競争社会とでも言うのでしょうか。そこらへんのバランスが辛かったですね。
またこういう事をやって、てんぐの本来生きがいである小説とか演奏とかそういうの諸々ストップしちゃうので……
……という感じで、(どないやねん)てんぐはここ1年がかり、やってきたのでした。まだ今年終わってないけど。
なんかよく分からん痛い日記になりましたが、私はよく頑張ったし、皆もよく頑張った、今日もみんな生きててえらい。生きてたら何かしらええことある。言うことで、
ほな。
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