イロ


最近物なり、言葉なり、人に沢山与えられてばかりのあっし。
写真も同居人が与えてくれたものです。めちゃくちゃ疲れた日にご褒美で買うハーゲンダッツも、人の金で食わしてもらうハーゲンダッツも、私はどっちも好き。しかも三つも買ってきてくれて幸せof幸せ。


面白いことに、最近"色"について言われることが多かったので今日はそれをネタにします。

この頃、お会いした演奏家の兄さんに、「朗らかでふわふわしてるな〜。色で例えたら、薄いオレンジ色やわ。」と、そう言われ。
そんなこと初対面の人に言われたことがなかったんでまんまと舞い上がったわけですが。
……よく見たらその時来ていた服が丁度蒲公英色だったもんで、「この服着てるからやないですか!」と突っ込んだわけですよ。
相手様はすぐさま否定したんですがね、どうにも納得がいかなかった。
いえでもこうしてここでネタにする位は気に入ってしまったんですがね。

常日頃気性が荒く、朗らかとは程遠い性格でして。第一印象は怖い怖いと言われるのでどうにもそう言われて嬉しかった訳ですよ。

そんでもってこれまた有難いこと支部にぶち込んだ文字に熱烈な感想を頂きまして。その中に何度も色が鮮明に浮かぶ等と大層色を感じ取ってくださったわけでして。
そのお方曰く温かい色をしてるようで。
はー!色……!色かぁ!なんて目を輝かせたものです。



自分としては、ついったで度々暴露するように長い間演者をあくまで副業としてですが、させて頂いたのでそれが不思議でもあり嬉しくて仕方ないのです。
変な話、役者は何色にもならないといけないのです。全て同じ色だとそれはその役では無くて、自分自身そのものになってしまう。
(例えると、キムタクは何を演じてもキムタクとか あれは特例で視聴者はキャラよりも「キムタク」を見てるので成立してるけど)
つまり元々自分の持つ色と、何色にも混ぜても困らない無色が必要でしてね。

私は元々自分の色が無いように、(人様から蒲公英色やら紫やら言われましたが)過ごしてきましたので、自分では無色だと思ってる訳です。


他にも、とんぼの文字は俯瞰してるというよりそのキャラ目線で進んでいくね。と言われハッとさせられました。
お恥ずかしいかな。これも演者の悪い癖です。直ぐにそのキャラに入り込んで考えてしまう。結果俯瞰している文字を書くのがとても下手なことに気が付きました。

何にせよ九年程演じてきた結果がこうやって返ってくるなんて。こんな形で自分の無意識のうちに活かされているとは。良いような悪いような。

私のしょうもない芝居話を続けると、まだまだあるのですがそれはまた書きたくなった時にでも。


常套句

知ることは死ぬこと

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